自宅で 簡単に 性病チェック HIV エイズ ノイローゼになる前に

ヒト免疫不全ウイルス（ヒトめんえきふぜんウイルス）、Human Immunodeficiency Virus を　略して　ＨＩＶと　呼びます。ヒト免疫不全ウイルスの感染で　起こる病気が、AIDS（エイズ）です。HIVに感染した時点ではAIDSの発症とは言えませんが、感染初期→無症候期→エイズ発症　の経路をたどります。

 

エイズの潜伏期間は、5年から10年、仮に、エイズに感染する可能性がある性交渉をしたとしても　最初の　１〜3ヶ月間は、ＨＩＶ抗体の検査で　陰性反応が出ます。しかし　1〜3ヶ月後に　ＨＩＶ検査を受けると　陽性の反応が出ます。

 

どうやって　HIV（エイズ）に感染するの？

 

主な　感染経路は、異性間性行為、出産時の母子感染、血液感染です。アフリカで　エイズが　広がり始めたころ、男性同性愛者（ゲイ）による　肛門性交で感染しやすいという偏見がありましたが、ＨＩＶは、男女の性別にかかわらず　感染します。

 

感染者の、体液、血液　精液　膣分泌液に存在するＨＩＶが、性行為によって　感染することが　大半で　中でも　肛門の粘膜は、もろく　肛門性交が最も感染しやすく、次いで、男性の精液から　女性の膣液への感染で　女性から男性　というより男性から　男性、男性から女性で　うつりやすいようです。

 

ＨＩＶは、粘膜に傷がついていると　侵入しやすく、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、コンジローマ、ヘルペス、梅毒などの性感染症に　かかっていると　ＨＩＶの感染しやすくなります。

 

HIV感染症（エイズ）にかかる　原因

 

1. 性的感染　複数の異性との性交で　感染のリスクが　増えます。
2. 血液感染　麻薬や覚せい剤の注射（回し打ち）や血液製剤からの感染がありました。
3. 母子感染　ＨＩＶに感染した女性が妊娠し出産するとき　胎児や新生児に感染します。

 

 

HIV感染症（エイズ）に感染すると　最初は、症状が　あらわれません。　潜伏期間は、5年〜10年。インフルエンザや風邪のような症状が　出ますが、その後、何年も　無症状なのです。しかし　ＨＩＶ（エイズ）は、潜伏期間であって　免疫機能の低下により　寝汗や倦怠感、体重減少、下痢などの症状が　起こります。そして　普段の生活では、発症しない　日和見感染により　ニューモシスチス肺炎（旧 カリニ肺炎）やカポジ肉腫、悪性リンパ腫、皮膚がんなどの悪性腫瘍、カンジダ症を発症します。

 

ＨＩＶの感染者は、症状が出なくても　保菌者（キャリア）と呼ばれ、他の人に感染させることがあります。

ＨＩＶ感染症　エイズは、潜伏期間が長く　インフルエンザや風邪のような症状のため　感染しても　気付かないことが　多いものです。しかし　不特定多数の異性との性交渉、海外での性行為　男性どうしの肛門性交、羽目を外して　遊びすぎたなど・・感染するリスクがが高い場合、各自治体の保健所や医療機関で検査を　受けることを　おすすめします。男性の場合、泌尿器科。女性の場合、婦人科（産婦人科）　男女ともに　性病や性行為感染症を対象とした　性病科　無ければ　内科、外科を受診します。