おしっこや 勃起で激しい痛み 淋病の症状

淋病（りんびょう）は、淋菌の保菌者とのセックス、オーラルセックス、ペッティング、キスから 起こる感染症です。感染経路は、ほとんどが、性交によるものですが　便座、風呂、タオルからも　感染します。淋病は、STD、性病の１つで　1984年　ピークを機に　減少しているものの　1990年以降　性器クラミジア感染症との同時（重複）感染者が多くなっています。

名前の由来は、淋菌に感染すると　尿道に強い炎症と痛みがあり　おしっこ（小便）を出すとき　ぽたぽたと　滴り落ちるようにしか　できないため　林の木に　雨の滴が　したたり落ちる様子から　この名前が　付いたといわれています。

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淋病に感染すると・・2〜7日の潜伏期間を経て　症状が　あらわれます。男性は、排尿時や勃起時などに激しい痛みがあります。まれに　無症状のこともあります

男性が最初に気付くことが　多いものの　男性だけが　セックスパートナーの女性に内緒で　治療を受けることも　少なくありません。パートナー（相手）にも伝え　一緒に　治療　一緒に禁欲をしなければいけません。

男性の場合は泌尿器科・性病科、女性の場合は産婦人科・性病科を受診します。スペクチノマイシン、セフォジジム等の抗生物質の投与で　治ります。

患者は、圧倒的に　若い人に多く　25 〜29歳の男性が、28%。30〜34歳の男性が、23%。20 〜24歳の男性が21%　と　いわれています。

不特定多数の異性との　性交渉を控えることと　コンドームの着用　である程度の予防ができますが　口から口へも　感染するので　完全に防ぐことは、難しいようです。　

20代から40代の男性に　淋病の患者さんが　多いようです。
厚生労働省　年齢別　性感染症(ＳＴＤ) 報告数より作成。

しかし　報告数のデーターです。　実際に　淋病にかかっていても　検査を受けていない人もいるため、氷山の一角にすぎません。